忍び寄る怖い糖尿病


「栄養学雑誌」2004年8月号を参考にさせて頂いております。

糖尿病は生活習慣病の1つで日本では数百万人の患者及び予備軍がいます。

食生活の欧米化と運動不足などから、2型糖尿病、高血圧、高脂血症などが年々増えています。

国民栄養調査によると、総摂取カロリーは30年間殆ど変化していませんが、脂質摂取量は年々増加し、脂肪エネルギー比率は1955年の8.7%から、 1965年には14.8%、1975年には22.3%、1985年には24.5%、1995年には26.4%と確実に増加しています。

脂肪の質の面から見てみると、獣鶏肉類の脂やバターなどの動物性脂肪に多く含まれている飽和脂肪酸の摂取が明らかに増えていいます。

1955年の獣鶏肉類から摂取する脂質はわずか1g(1日の脂質摂取量の4.9%)に満たなかったものが、2000年には13g(1日脂質摂取量の22.6%) と約13倍に増加しています。

このような脂質摂取量の増加と脂肪の質的変化や運動部族は骨格筋や脂肪細胞のインスリン感受性組織における反応性の低下をきたし、 その結果糖代謝や脂質代謝を正常に維持するためにより多くのインスリンが分泌され、高インスリン血症を引き起こします。

この状態は「インスリン抵抗性」と呼ばれ、生活習慣病の発生に大きく関わっている事が知られています。

健常成人女性を対象にした飽和脂肪酸食を多く含む食事(高飽和脂肪酸食)のインスリン抵抗性に及ぼす影響を検討した試験において、 高飽和脂肪酸食を8日間摂取した後の血糖値は通常食摂取時と比較して差はありませんでしたが、血清インスリン値は高値を示し、 高飽和脂肪酸食の摂取によって軽度ではありましたがインスリン感受性が低下しました。

私たちの食事は慢性的な高飽和脂肪酸食になっています。

実は昭和30年代の日本の食事は非常にバランスが良く健康のために非常に良い食事として知られています。

若い方々は欧米の食事を格好良いと考え、俗に言うジャンクフードをありがたがっていますが、欧米のセレブ、知識人、健康に関心のある人たちにとって、 最も健康的な食事が実は日本食なんです。

欧米の食文化をオシャレと追いかけている方々は、実は時代遅れなんですよ。

最先端の健康食は日本食。

でもジャンクフードが好きで止められない方には、富士山のバナジウム天然水で少しでもインスリン感受性を低下させないようにしたいものです。

バナジウム天然水を飲用するだけで97%の方に血糖値改善の効果が表れています。

誰でも水は必ず飲みます。どうせ飲むなら血糖値を下げる効果が期待できるバナジウム天然水は如何ですか。

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