汗の分泌と成分


汗のかき方には個人差があって、汗をかきやすい人とかきにくい人がいます。

日本人の汗腺の数は約230万個と言われていますが、その数には幅があり2〜3歳迄過ごした温度の環境によって汗腺の数が決まってしまい、大人になってからはその数は増えないと言われています。

一般的に男性と女性を比べると、女性の方が発汗が始まる体温が1℃程度高いので同じ温度でも汗をかきにくいのです。

ですから熱帯地方で暮らす方々は汗腺の数が多く、より多くの汗をかく事で体温を下げているのです。

汗は汗腺から分泌されますが、元々は血液です。

そのため汗は純粋な水ではなく、Na、Cl、K、Caといったミネラル分の他に、ブドウ糖や乳酸なども含まれています。

成分や濃度は発汗量や暑さに対する慣れによっても異なります。

ですから舐めてみるとしょっぱい味がしますし、味が異なる場合もあるのです。

そして大切な事は、汗の全てが体温調節に役立つのではありません。

例えば汗の粒のまま流れていったり、衣類に染み込んだりします。

湿度が高くなると気化されにくくなり、汗はかいているのだけれど体温が上昇してしまうので注意が必要です。

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