減量には食事の絶対量を減らす事


糖尿病で減量をして血糖値を下げようとする場合、どうしても食事の絶対量を減らさなければなりません。

運動で脂肪を燃やそうとした場合、脂肪は1s燃焼させるのに9,000Kcal必要です。但し、体脂肪の20%は水分なので実質7,200Kcalが必要になります。

このカロリーを運動で消費しようとすると、フルマラソン3回で脂肪が1s減る計算になります。

ですから減量は食事療法と運動療法を合わせてやるのが有効なのです。

しかし下手に食事を減らすとかえって太ってしまうといった事も起こるので注意が必要です。

先ずは年齢に合った食事に変える事から始めましょう。

20代の時と50代が同じ食事で良いはずがありません。変えなければなりません。

ここでちょっと考えて頂きたいのは、糖尿病になってしまったら強制的に糖尿病食になり、たまに仲間とハメを外す事もできなくなりますが、予備軍のうちに食生活を変えて減量に成功し血糖値を下げれば、年に数回であればハメを外して暴飲暴食になってしまっても許されるのです。

先ず気を付けなければならないのは、量を減らす事を回数で減らす事は絶対に避けなければなりません。

回数を減らすと1回の食事量が増えますし、空腹から早食いになりがちで血糖値が急激に上がってしまいます。

また回数が減る事で体に蓄積しようとして、かえって体脂肪を増やしてしまう事になってしまいます。

基本は3回の食事ですが、もし可能であるならば1日5食に増やす事です。

勿論、1日の総カロリーを5回で割るので1回の量やカロリーは少なくなります。

しかしこれにより血糖値の急激な上昇や低下を防ぐ事ができるので結果とし減量効果が高くなりて血糖値は低めで安定します。

食べるものは低カロリーのものを食べる事と、満腹になるまで食べる習慣を改める事です。

腹7分に抑える習慣を付けましょう。

物足りなく感じますが、次の食事まで間隔が狭いので精神的なストレスは少なくてすみます。また間食もしなくなるので一石二鳥なのです。

また少ない量で満腹感を得る方法として、良く噛む事が上げられます。1口30回咀嚼する事で量を減らしても満腹感を得る事が可能です。

噛む回数が増えれば自然と食事時間も長くなりますが、これが太らない食事方法なのです。

食べる食品の順番にも工夫が必要で、先ずは野菜を食べて、次にたんぱく質、最後に炭水化物を食べるようにします。

こうする事で食物繊維が炭水化物をくるんくれて血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

無理せず、ストレスにならない食事療法で減量、血糖値の低下を勝ち取りましょう。

毎日必ず飲む水にバナジウム天然水「ウォーターワン」をお勧めします。

お問い合わせは 電話:029−859−4177

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