運動中の熱中症


熱中症は気温だけでなく湿度も関係しているので、気温が高くなくても湿度が高いと起こる事を理解しておきましょう。

また屋外だけでなく屋内でも発生するので注意が必要です。

特に防具を付ける剣道やラグビー、アメリカンフットボールなどは起こりやすく、合宿の初日や休み明けに多く発生しているので予防策を考えておきましょう。

先ず気温が35℃を超えた場合は運動を行わない事。特に午前10時から午後4時の間に集中していますが、真夏は早朝や夕方でも発生しているので油断は禁物です。

クラブ活動の場合は複数の選手がいるので体力や適応力に幅があるので、最も弱い人を基準にする事をお勧めします。

また合宿などでは初日から頑張り過ぎずに2〜3日は身体を慣らす期間と割り切る事も必要です。

また9月に入って一旦涼しくなった後、暑さがぶり返す事がありますが身体が涼しさに馴れてしまっているので熱中症にかかりやすいので注意しましょう。

間違った根性論を押し付けずに決まった時間に休憩を取り、こまめに水分補給を行います。

0.1〜0.2%の食塩を含んだ水や、細菌TVCMでも紹介されていますが100ml当たり40〜80mgのナトリウムを含んだスポーツドリンクを用意しておきましょう。

練習時間が長い場合、運動量が多い場合はナトリウムだけでなく一定の糖分の補給も必要になってきます。

夏の暑い時は冷たく冷やしておいて、体内からも熱を下げられるようにしておきましょう。(冷たい方が胃の活動が活発になります)

またウエアなども正式のユニホームにこだわらず、吸湿性が高く通気性の良い素材の物を着ましょう。

そして屋外の場合は帽子も必要になります。よくひさしを後ろにしているか方がいますが、あれは頸部に直射日光を当てないという意味で効果があります。

運動中の熱中症を避けるために、もし気分が悪くなったら直ぐに申告できる環境を作る事が大切です。我慢させることが重篤な症状にさせてしまいます。

決して根性論ではありません。

毎日必ず飲む水に血糖値の改善効果が期待でき、適度なミネラルを含んでいるバナジウム天然水「ウォーターワン」をお勧めします。

お問い合わせは 電話:029−863−3466

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