かくれ脱水に気を付けよう


このところの猛暑で、連日熱中症で亡くなった方がいるとの報道があります。

特に高齢者の方が被害に遭われています。

そして最近TVで良く聞き言葉に「かくれ脱水」があります。

人の体内の水分量は成人で体重の60%、子供が70%、赤ちゃんは80%ですが、60歳以上になると体重の50%にまでさがってしまいます。

そして「かくれ脱水」の目安が体重の1%の汗をかくと「かくれ脱水」の危険性があるのだそうです。

例えば成人で体重50sの方だと1%は500mlですね。しかし体重5sの赤ちゃんだと50mlが1%になります。

ここで問題になるのは、大人より子供、子供より赤ちゃんの方が水分の喪失が多いのです。

ですから子供や赤ちゃんは大人よりも頻繁に水分補給をしてあげなければいけないのです。

特に外を歩く場合は照り返しで、子供やベービーカーの赤ちゃんは大人以上に高温に曝されています。

さて高齢者の場合ですが、水分が体重の50%ですから、体重50sの方だと25sが水分です。成人の場合は60%ですから同じ体重だと30sが水分ですね。

体重50sの方が体重の1%の汗をかいたとすると500mlになりますが、成人だと30s中の500mlですから水分中の1.67%が失われたことになりますが、年配者は25sですから水分の2%に相当します。

同じ体重の方が同じ量の汗をかいて水分を失った場合でも、年配者は水分比率で考えると多くの水分を失っている事になります。

特に高齢者は暑さを感じにくくなっていますし、見た目の汗もかきにくくなっています。またトイレに行くのが嫌だからと水分補給を控える傾向にあります。

そのため、何だかおかしいと気がついた時には遅く、急に意識が無くなってしまったりするのです。

我が家にも80歳の高齢者がいますが、エアコンを嫌がっています。

その対策として、2リットルのペットボトルを専用にしてとにかく、毎時0、15、30、45分には喉が渇いていなくても水分補給をするようにさせて、夜の時点で昼間どの位飲んだかをチェックするようにしています。

飲むものですが、基本はカフェインの入っていない麦茶を飲ませています。

そしてナトリウムやカリウムなどのミネラル類は昼ごはんや果実で摂取するようにしています。

特に赤ちゃんや高齢者のいるお宅では注意をしてあげて下さい。

そして水は適度なミネラル分を含んだ、富士山のバナジウム天然水「ウォーターワン」をお勧めします。

お問い合わせ:ナミリスダイナミックバンク
 電話:029−863−3466